イランに対して反撃を明言するイスラエルのネタニヤフ首相は、関係機関のトップと協議しました。地元メディアは、反撃は「厳しいものになるが、イランとの戦争につながることはない」と報じています。

イランによる攻撃から一夜明けた2日、イスラエルの首相府はネタニヤフ首相が関係機関のトップと協議したと発表しました。イランによる弾道ミサイル攻撃に対する反撃の時期や内容について話し合ったものとみられています。

地元メディアはイスラエル政府関係者の話として、ネタニヤフ首相らがイランに対する反撃の内容について「厳しい対応をとる」と決めたものの、その攻撃が「イランとの戦争に繋がることはない」と伝えています。

こうした中、イスラエル軍は2日、地上侵攻を続けるレバノン南部で8人のイスラエル兵が死亡したと報じました。イスラエル軍は地上侵攻について「限定的な作戦」と主張していますが、連日、追加の部隊が招集されるなど規模が拡大しているものとみられています。

また、レバノン南部や首都ベイルート南部への空爆も続けられていて、保健当局は一日で55人が死亡、156人がけがをしたと発表しています。

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