ドイツ検察は中国の情報機関のためにスパイ活動していた疑いで国内の物流サービスの会社で働く中国人の女を逮捕しました。

 ドイツ検察は1日、中国の情報機関の職員に情報を提供していた疑いで東部ライプチヒの捜査当局が中国人の女を逮捕したと発表しました。

 中国人の女はライプチヒ近郊の空港で物流サービスを提供する会社に勤務していて、2023年8月中旬から2024年2月中旬にかけて中国の情報機関職員の男に軍事装備品の輸送やドイツの防衛企業の関係者の情報を提供していたということです。

 中国の情報機関の男はドイツの極右政党「AfD」に所属する議会議員の事務所で働いていて、中国の情報機関に欧州議会での交渉や決定などの情報を提供した容疑で4月に逮捕されています。

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