1日に発足した石破内閣の閣僚の顔ぶれについて、韓国の一部メディアは防衛相経験者の多さに注目している。新内閣では林芳正官房長官、岩屋毅外相、中谷元防衛相、そして石破首相自身がいずれも過去に防衛相を務めたことがあるためだ。
進歩系紙のハンギョレ新聞は1日、「安保タカ派 石破内閣始動」との見出しで「防衛相経験のある人を大挙起用した」と伝えた。
岩屋外相は、2018年に韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊の哨戒機に火器管制レーダーを照射した問題が起きた際、防衛相だった。聯合ニュースはこの点にふれ「韓国との間で葛藤が生じたことがある」と紹介した。ただ、岩屋氏が安全保障面で日韓の連携がとても重要だと発言したことも併せて紹介した。【ソウル福岡静哉】
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