中国の王毅外相が訪問中のニューヨークでロシアのラブロフ外相とウクライナのシビハ外相と相次いで会談しました。

 中国外務省によりますと、王毅外相は25日、ロシアのラブロフ外相と会談し、中国とロシアが来月に国交樹立75周年を迎えることに触れ、「国交樹立の初心を堅持し、ロシアとともに包括的戦略協力の意味合いを絶えず豊かにしていく」と述べました。

 また、来月にロシアで開かれるBRICSの首脳会議やウクライナ情勢についても意見交換したということです。

 王毅外相はウクライナのシビハ外相とも会談し、「中国は地政学的な駆け引きをせず、私的な利益を求めず、終始、和解と協議を積極的に促してきた」と強調しました。

 ロイター通信によりますと、ウクライナのゼレンスキー大統領は今月25日、中国とブラジルが共同で提案した和平案について「代替案や中途半端な解決策を提案することはプーチン大統領に戦争を続ける政治的余地を与えることになる」と批判していました。

画像:中国外務省のHPから

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。