ウクライナのゼレンスキー大統領が国連総会で演説し、ロシアの侵攻を止めるため、自らが提唱する和平案を支持するよう訴えました。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「世界中のすべての国からの支援をお願いしたい。世界を分断しないでください。世界の団結こそが平和をもたらすのです」

ゼレンスキー大統領は25日、アメリカのニューヨークで行われている国連総会の一般討論演説に臨み、「ロシアの侵攻を止めるためには世界の団結が必要だ」と強調しました。

そのうえで、ロシア軍の撤退に触れていないなどと指摘される中国とブラジルの独自の和平案は「プーチン大統領に戦争を継続するための政治的余地を与える」と指摘。ウクライナが提唱する和平案への支持を求めました。

また、ロシア軍がウクライナのインフラ施設への攻撃を計画しているとし、冬を前に「国民の士気をくじくつもりだ」と非難しました。

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