長崎県対馬市の寺から盗まれ韓国に持ち込まれた仏像を巡り、韓国の寺側が返還の条件として100日間の法要実施を求めていることが分かりました。

 2012年に対馬市の観音寺から盗まれ、韓国に持ち込まれた仏像は韓国の浮石寺が「倭寇によって略奪されたもの」と主張し所有権を訴えていましたが、去年、韓国の最高裁が所有権は日本側にあると判決を下していました。

 浮石寺によりますと、この判断を受けて6月ごろ、日本の観音寺に対して返還に反対しない考えを伝えたということです。

 一方、返還前に100日間の法要を行うことを条件としていて、日本側が認めれば来月末ごろに実施する予定だとしています。

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