ジェンキンス米国務次官

米国務省で軍備管理・国際安全保障を担当するジェンキンス次官は、米英豪の安全保障枠組みAUKUS(オーカス)の第2の柱である先進能力分野のパートナー国として、第1弾となる日本以外の国とも協力を検討していると明らかにした。22日のオンライン記者会見で「候補国と年内に協議する」と述べた。

国名には言及していないが、カナダやニュージーランドが名乗りを上げている。連携の輪を広げて、覇権主義的な行動を強める中国に対抗する狙いがある。中国は反発しそうだ。

ジェンキンス氏は米英豪3カ国が新たなパートナー国選びで「原則を定めた」とし、軍拡への周辺国の懸念に配慮し「慎重に進めることが肝心だ」と指摘した。日本との協力開始の時期は決まっていないとした。(共同)

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