中東レバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」は、イスラエル軍との戦闘について「新たな段階に入った」と述べ、徹底抗戦の構えを示しました。
ヒズボラのナンバー2のカセム師は22日、首都ベイルートで先週殺害されたヒズボラ幹部の司令官の葬儀に出席しました。
カセム師は「全面的な戦闘という新たな段階に入った」と主張し、ガザ地区のイスラム組織「ハマス」とイスラエル軍の戦闘が終わるまで、戦い続ける姿勢を強調しました。
ヒズボラは22日未明にイスラエル北部への報復攻撃を実施していて、イスラエル軍によりますと、150発のロケット弾やミサイルが発射され、少なくとも3人が負傷したということです。
一方、イスラエル軍は22日、「数日中に予定されている次の段階への準備を十分に整えている」とさらなる攻撃を示唆しています。
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