北朝鮮の金正恩総書記が同盟関係にある中国を「宿敵」と呼んだと、韓国メディアが報じました。
韓国の大手紙・中央日報は20日、複数の北朝鮮に詳しい消息筋の話として、金総書記が近ごろ、中国を「宿敵」と呼んだと報道しました。
北朝鮮と同盟関係にある中国に対する表現としては異例で、中央日報は「中国が北朝鮮の密輸行為への取り締まりを大幅に強化していることなどに対する反発の可能性が高い」と解説しています。
ただ、金総書記がどういった文脈で誰に対して発言したのかは確認できなかったということです。
北朝鮮はロシアとの関係を強化していますが、今年に入り、中国との関係に異変が起きているという韓国メディアの報道が相次いでいます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。