中国・深センで登校中に刺されて死亡した男児が通っていた日本人学校の校長が取材に答え、「命を大切にする子だった」と語りました。

深セン日本人学校 塚本昌夫校長
「兄弟がいるんですが兄弟思いで、そして動物が好きで命を大切にするお子さん」

 塚本昌夫校長は男児について、「ドッジボールが好きで友達が多かった」と声を震わせながら話しました。

 19日は保護者会も開かれ、事件について分かっている経緯を伝えたほか、今後の安全対策の強化などについても議論したということです。

 一方、遺族に面会するために深センを訪れた金杉憲治中国大使は、孫衛東外務次官との電話会談で「今回の事案は前科のある者による個別の事案だ」と説明があったと明かしました。

 しかし、それ以上の具体的な話はなかったということで、「引き続き中国側のしっかりした説明を求めていきたい」と強調しました。

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