パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスのナセル病院敷地内の地中から23日までに少なくとも310人の遺体が見つかった。中東の衛星テレビ、アルジャジーラが伝えた。イスラエル軍が2月以降、病院に突入して激しく攻撃し、今月上旬に撤収していた。ガザ当局は軍がパレスチナ人を処刑後、埋めて隠そうとした「集団墓地」だと非難し、国際刑事裁判所(ICC)に捜査を要求した。 ガザ当局は19日に遺体の収容を開始。墓地は少なくとも3カ所あり、手錠をかけられたり、服をはぎ取られたりした遺体もあった。今後も作業を続けるとしている。軍はイスラム組織ハマスの戦闘員が潜伏しているとし、病院攻撃は正当だと主張していた。(共同)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。