軍が実権を握るミャンマーでは、国境の街を占拠した少数民族などの抵抗勢力に対し軍が連日、空爆を続けていて、民間人10人が死亡したと伝えられています。
国境貿易の拠点とされるミャンマー東部のミャワディでは、少数民族や民主派の武装勢力が軍の基地などを占拠しましたが、軍は連日、激しい空爆を繰り返しています。
独立系メディアは今月20日以降、軍の攻撃で民間人10人が死亡したと報じています。
戦闘の影響は隣国のタイにも及んでいて、1000人以上の避難民が一時的にタイ側へと逃れたほか、タイ側の民家に流れ弾が直撃する事態も起きたということです。
こうしたなか、タイの副首相は23日、国境付近を視察して関係機関と対応を協議するなど一段と警戒を強めています。
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