イスラエル中部へのミサイル攻撃後、消火活動に当たる消防士=15日、同国中部ロッド(ゲッティ=共同)

 イスラエル軍は15日、パレスチナ自治区ガザ北部の地下トンネルから昨年12月に遺体で発見されたイスラム組織ハマス拘束下の人質兵士3人に関し、昨年11月に軍がハマス司令官を狙った空爆の影響で死亡した可能性が高いとする調査結果を公表した。軍は当時、人質がいるとの情報がなかったとしたほか、死因特定は困難だと主張した。

 軍は3人が空爆の「副作用」で殺害された可能性があるとしている。イスラエルメディアは、トンネル内にいた3人が空爆後、窒息か二酸化炭素中毒で死亡した恐れがあるとする遺族の見方を伝えた。(共同)

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