ウクライナ北東部のハルキウ州でロシア軍による滑空爆弾を使用したとみられる攻撃があり、43人が死傷しました。
ウクライナのハルキウ州の州都・ハルキウ市で15日、ロシア軍の攻撃があり、地元当局者は女性1人が死亡、子どもを含む42人がけがをしたと明らかにしました。
「滑空爆弾」が使われたとみられていて、高層の集合住宅や周辺の家屋が損傷したということです。航空機から投下される「滑空爆弾」は、誘導装置と翼がついてるため遠方の標的を爆撃することができ、ロシア軍はこの滑空爆弾を使った攻撃を拡大しています。
ゼレンスキー大統領は「ロシアは過去24時間で128発の滑空爆弾を使った」と指摘したうえで、「唯一の対抗策は、ロシア軍の基地にある航空機を破壊できるよう、長距離能力を備えることだ」として、長距離兵器を供与する欧米諸国に対し、ロシア領内への使用を認めるよう改めて求めました。
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