アメリカ大統領選挙をめぐり、ローマ教皇フランシスコがトランプ氏とハリス氏の2人の候補は「どちらも生命に反している」と批判する発言をしました。
ローマ教皇フランシスコは13日、外遊先からローマに戻る特別機の中で記者会見を行いました。
アメリカのCBSテレビなどによりますと、教皇はアメリカ大統領選の両候補について、名指しは避けたうえで「1人は移住者を追い出し、1人は赤ちゃんを殺している」として、厳しい移民政策を主張するトランプ氏と人工妊娠中絶の権利を擁護するハリス氏を「どちらも生命に反している」と批判しました。
また、聖書に書かれている権利である移住を認めないのは「罪」で、中絶は「殺人」と強調しました。その上で、「投票して、よりましな悪を選ぶべきだが、私にはどちらが良いか分からない」と話しました。
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