アメリカ・ボーイングの現役技術者が、主力の旅客機787型の製造工程が不適切で、耐久性に問題があるとする内部告発をしていたことが明らかになりました。
ニューヨークタイムズによりますと、内部告発は10年以上の勤務経験がある技術者によるもので、主力旅客機787型の製造工程で、胴体部分を組み立てる時間を短縮した結果、部品の接合が不十分と指摘しています。
このため耐用年数よりも早く機体の劣化が進み、飛行中に破損する恐れがあると懸念を示しています。
この件でFAA=アメリカ連邦航空局が調査していることを認めたということです。
一方、ボーイングは内部告発は「不正確」で機体の安全性に問題はないとしています。
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