中国の国会にあたる全人代=全国人民代表大会の常務委員会は唐仁健農業農村相を解任しました。習近平指導部の3期目で閣僚が解任されるのは、外相と国防相に続き3人目で異例の事態となっています。

中国国営の新華社通信によりますと、全人代の常務委員会は13日、唐仁健農業農村相を解任し、後任に韓俊氏をあてる人事を決定しました。

唐氏は重大な規律違反や違法行為を行った疑いで中央規律検査委員会などの調査を受けていました。

また、去年10月に国防相を解任され、贈収賄の疑いで捜査を受けている李尚福氏について、全人代の代表資格をはく奪することが決まりました。李氏はすでに党籍はく奪の処分をうけています。

中国では、去年7月に秦剛氏も外相を解任されていて、2022年に発足した習近平指導部の3期目で、閣僚の解任が3人目となる異例の事態となっています。

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