ECB=ヨーロッパ中央銀行は12日、ユーロ圏のインフレ抑制が進んでいることを受け、今年2度目となる政策金利の引き下げを決めました。
ECBは12日、理事会を開き、政策金利を0.25%引き下げることを決めました。民間銀行がECBに資金を預ける際の金利は3.75%から3.5%となります。
ECBの利下げは4年9か月ぶりとなった6月以来、今年2度目です。ECBは、おととし7月から10会合連続で利上げし、インフレ抑制を図ってきました。
今年8月のユーロ圏の消費者物価指数は、前の年の同じ月に比べ2.2%の上昇と、伸び率は2021年7月以来の低水準となっていて、今回の追加利下げの判断となりました。
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