道路を軽やかに飛びはねる柴犬の姿が中国で今、話題になっています。

■中国で話題「世界一幸せそうな犬」

 カメラに向かって走ってきたのは柴犬です。飼い主を見て喜んでいるのでしょうか、まるでステップを踏んでいるかのよう。その可愛い仕草と笑顔がネットでも話題になり、「世界一幸せそうな犬」と呼ばれています。

 車道を我が物顔で渡っているのは野生のサルの群れ。場所は中国東部の江蘇省。近くにある国立公園の山から下りてきたといいます。サルは大学の女子寮にも侵入。現れた十数頭のサルを追い払うため、学生と警備員は悪戦苦闘。

警備員
「出ていけ!ここから出ていけ!」

 地元メディアによりますと、侵入したのは今月で2回目。ベランダに置いていた生ごみが目的とみられています。

■当局“一斉検挙”の計画を発表

 サルによる騒ぎはタイでも。サルであふれかえった町。店はバリケードで覆われています。

店主
「サルにかまれないか心配して、お客さんが来てくれません」

 タイ中部のロッブリー県はサルの町として知られ、2000頭以上が生息。観光の目玉として保護されてきましたが、今や増えすぎて厄介者に。こうしたなか…。

野生生物管理当局
「人がサルを傷付けることも、サルが人を傷付けることもあってはなりません」

 地元当局はサルの一斉捕獲を行う計画を発表。専用の施設を作って一時的に収容。増えすぎないよう去勢手術などを施すということです。

■221年ぶり セミ“同時大発生”か

 アメリカではある生物の大発生が間近に。全米が沸いた皆既日食とともにアメリカでは今年、もう一つの“世紀のショー”に注目が集まっています。

 それは「シケイダ・ゲドン」。シケイダは日本語で“セミ”、世界の破滅を意味する“アルマゲドン”と組み合わせた言葉です。

ジョージア工科大学 バムラ教授
「数兆匹もの素晴らしい生き物が顔を出します」

 13年ごとと、17年ごとに大発生することで知られる「周期ゼミ」。その2つのグループが今年、221年ぶりに同じタイミングで羽化するのです。

 合わせて1兆匹を超えると予測されている今回の大発生。影響が気になります。3年前、別のグループが大発生した時はサミットに向かうバイデン大統領の顔にセミが…。

バイデン大統領
「皆さん、セミに気を付けて。顔に1匹止まったから振り落としたんだ」

 運転席に飛び込んできたセミで交通事故も発生しました。全米注目の「シケイダ・ゲドン」。今月下旬から始まるとみられています。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2024

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