討論会でどちらが良いパフォーマンスをしたか

 米大統領選に向けた候補者討論会を巡り、米CNNは11日、視聴した有権者を対象に行った緊急世論調査の結果を発表した。

 民主党のハリス副大統領が、共和党のトランプ前大統領より討論会で良いパフォーマンスを見せたと回答した有権者は63%に上り、トランプ氏の37%を大幅に上回った。

 また、どちらの候補者が市民が直面する問題をよく理解しているか尋ねたところ、44%がハリス氏を挙げ、トランプ氏の40%を4ポイント上回った。討論会前の調査では、同様の質問で43%がトランプ氏を、39%がハリス氏を選んでおり、両者への評価が逆転した形だ。

 発表によると、調査は10日の討論会を見た有権者605人に対し、テキストメッセージを送る形式で実施した。共和党支持者の割合は民主党支持者より6ポイント多いという。

 調査結果について、CNNは「視聴した有権者のみの意見を反映しており、全体の意見を代表するものではない」と説明している。【畠山哲郎】

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