討論会の終了直後に歌手のテイラー・スウィフトさんがハリス氏への支持を表明しましたが、なぜ、このタイミングでの表明だったのでしょうか。
先月、スウィフトさんがトランプさんを支持するかのような生成AI画像がSNSで拡散し、トランプ氏自身もその画像を投稿して「支持を受け入れる」と表明したことが影響したようです。
スウィフトさんは今回の投稿で「誤った情報が広がることの危険性を思い知らされた。誤った情報に対抗する最も簡単な方法は、真実だ」と書き込んだうえで、ハリス氏への支持を表明しました。
スウィフトさんがかつて投票を呼びかけた際には有権者登録数が急増したこともあり、2億8000万人以上のフォロワーを持つ影響力がハリス氏に追い風になるのは間違いありません。
CNNテレビの緊急世論調査では、今回のテレビ討論会で「ハリス氏の方が良いパフォーマンスを見せた」と答えた人が63%と、「トランプ氏」を大きく引き離しました。主要メディアの評価も「トランプ氏にとっては厳しい夜だった」といった見出しが目立ちます。
ただ、主要メディアをフェイクだと批判しているトランプ氏は「大きな勝利だったと人々が言っている」と投稿し、手ごたえを感じている様子です。
ハリス陣営は早速2回目の討論会の開催を持ちかけましたが、トランプ氏は「ボクサーは負けるとすぐにまた試合をやりたがるものだ」と相手陣営を揶揄し、応じるかどうか答えを保留しています。
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