カンボジアの軍港に中国の軍艦2隻が停泊しているのを、JNNのカメラがとらえました。この軍港は、中国軍の“拠点化”が進んでいると以前から指摘されていましたが、実際に映像によって確認された形です。
記者
「中国の軍艦です。中国の国旗が見えます」
JNNのカメラがとらえたのは、カンボジア南部のリアム海軍基地に停泊している中国のコルベット艦です。いずれも中国の国旗が掲げられています。
リアム海軍基地は中国の支援によって拡張工事が進められており、アメリカや日本などは中国軍の海外拠点になるのではと警戒感を強めていて、今年6月にはアメリカのオースティン国防長官がカンボジアを訪れ、直接懸念を表明していました。
今回、寄港の実態が映像で確認されたことで、中国軍の拠点化が着々と進んでいる現状が明らかになった形です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。