米大統領選に向けた10日の候補者討論会で、共和党のトランプ前大統領(78)は争点の一つである不法移民問題について、バイデン政権が「何百万人もの犯罪者やテロリスト」の越境を許したため、治安が悪化したと主張した。また、トランプ氏は移民の流入により「ここ(米国)以外の世界では犯罪が減った」と述べた。
一方、民主党のハリス副大統領(59)は、超党派で合意していた国境警備の法案を巡り、トランプ氏が「廃案にしろ」と保守派の議員らに圧力をかけたと強調。移民流入の責任は、トランプ氏にあるとの見方を示した。
【ニューヨーク中村聡也】
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