ウクライナ東部ハルキウにあるテレビ塔が、真っ二つに折れ、上部が地上に落下しました。ロシア軍の攻撃によるものとみられます。

 ロイター通信などによりますと、22日、ウクライナ東部ハルキウにある高さ240メートルのテレビ塔がロシア軍のミサイル攻撃により真っ二つに折れ、上部が地上に落下しました。

 ハルキウの検察当局は、ロシアが巡航ミサイルで攻撃をした可能性が高いと明らかにしました。

 また、ハルキウ州の知事は「市内のデジタルテレビの放送が途絶えている」としたうえで、死傷者は出なかったと述べました。

 ウクライナ第ニの都市であるハルキウはここ数週間、ロシアのミサイル攻撃や無人機による攻撃を受けていました。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシアのテロリストがハルキウでテレビ塔を攻撃した」と述べたうえで、「ハルキウの通信や情報へのアクセスを制限しようとする威嚇だ」と強く非難しました。

 テレビ信号を復旧させる作業が進められているということです。

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