台湾の新しい駐日大使に相当する李逸洋代表(69)が着任し、「両国の良好な関係をさらに前進させたい」とあいさつしました。
約50人の関係者らが出迎えるなか、羽田空港に9日、到着したのは台北駐日経済文化代表処の李逸洋新代表です。
台北駐日経済文化代表処の代表は駐日大使に相当します。
李代表はこれまで、台湾の公務員の採用をつかさどる考試院の副院長や大臣にあたる内政部の部長を務めました。
今回、代表に着任するにあたっては日本語を猛勉強し、空港でのあいさつも日本語でしました。
台北駐日経済文化代表処 李逸洋代表
「この度、台湾の駐日代表に就任し、大変、光栄に思っております」
あいさつで李代表は「現在、両国は半導体や貿易、観光など多くの分野での交流が史上最高のレベルに達している」と話しました。
また、日本と台湾は地震や水害などが起きると積極的に助け合っていて、このような深い友情は国際社会においても非常に貴重だとしています。
そして、この良好な関係をさらに前進させたいなどと強調しました。
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