過激派組織「イスラム国」の掃討作戦のため、イラクに駐留しているアメリカ主導の有志連合軍について、2026年までに撤収させることでアメリカとイラクが大筋合意したとロイター通信が報じました。
ロイター通信によりますと、アメリカとイラクが大筋合意した計画では、来年9月までに有志連合軍の数百人の兵士がイラクを離れ、2026年末をめどに残りの部隊も撤収するということです。
一方で、別の形でアメリカ軍の部隊を残すことを検討しているとしています。
イラクに駐留するアメリカ軍は「イスラム国」の衰退後もアメリカと敵対するイランやイランが支援する武装勢力をけん制する役割を担ってきていて、撤収によって地域情勢に影響が出る可能性もあります。
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