日本から中国を訪れる人の数がコロナ前の水準にまで回復しないなか、中国の文化を紹介するイベントが、東京都内できょうから始まりました。

過去最大規模となった今回のイベント、会場には中国の地方料理や紹興酒を振る舞う店などが軒を連ねました。

今年は初めてビザ申請の受付ブースが設置され、平日に申請しにくい会社員などが多く訪れました。

ビザ発行に訪れた人
「(ビザセンターでは)友達は3時間位かかったみたいですが、きょうは20分位で終わりました。本当はビザなしで行き来できたら最高なんですけど、シャンシャンに会いに中国に行きます」

日本人向けの短期滞在ビザの免除の措置はコロナ禍で停止されて以降、再開されておらず、日本政府は中国に再開を求めていますが、依然、見通しはたっていません。

中国の呉江浩駐日大使は開会式で「両国関係の改善と発展に向けた民意の基盤を強固なものにしていきたい」などと述べ、日中関係のさらなる発展を訴えました。

イベントは8日まで開催されます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。