アメリカのバイデン大統領の次男・ハンター氏が日本円で2億円もの所得税を脱税した罪などに問われた事件の初公判が開かれ、無罪主張から一転、ハンター氏は罪を認めました。

ハンター氏は、2016年から2019年にかけて所得を適切に申告せず、少なくとも140万ドル、日本円でおよそ2億円の連邦所得税を意図的に納めなかったとして、9つの罪に問われています。

これまでハンター氏は無罪を主張していて、陪審裁判が行われる予定でしたが、アメリカメディアによりますと、5日に行われた初公判でハンター氏は一転、罪を認めたということです。

起訴状では、ハンター氏は売春や麻薬などに散財していたと指摘されていて、審理が続くことで事件の詳細が明るみに出ることを避ける狙いがあるとみられています。

量刑は12月16日に言い渡される予定で、最大で禁錮17年の刑が科される可能性があります。

ハンター氏は今年6月、薬物依存を隠し銃を購入した罪でも有罪の評決が下っています。

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