ウクライナのゼレンスキー大統領は大規模な内閣改造を行い、外交の顔だったクレバ外相の後任に第1外務次官のシビハ氏の就任が決まりました。

 ウクライナの国会にあたる最高会議は5日、クレバ外相の辞任を承認し、後任にシビハ第1外務次官を充てる人事を承認しました。

 ウクライナメディアによりますと、シビハ第1外務次官は外交官出身で2016年から3年間、ウクライナのトルコ大使を務めたほか、ゼレンスキー政権下で大統領府副長官を経て今年4月から第1外務次官に就任していました。

 ゼレンスキー大統領は今月3日、「この秋はウクライナにとって極めて重要な時期となる。政府のいくつかの分野を強化する必要がある」と述べ、大規模な内閣改造を実施する考えを示していました。

 ロイター通信は5日中に、さらに8人の新閣僚らが最高会議で承認される見通しと伝えています。

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