ドイツ・ミュンヘンにあるイスラエル領事館近くで5日、男がライフル銃を発砲し、警察官に射殺されました。5日は1972年のオリンピックでイスラエルの選手らが殺害されたテロ事件から52年にあたります。

 ドイツ・ミュンヘンの中心部にあるイスラエル領事館近くで午前9時すぎ、ライフル銃を持った男が複数回、発砲して警察官5人と銃撃戦となり、男は射殺されました。

 この男の他に死傷者は出ていません。

 ドイツメディアによりますと、男は2006年生まれのオーストリア人で、警察は単独犯とみています。

 5日は1972年のミュンヘンオリンピックでパレスチナの過激派組織が選手村を襲撃し、イスラエルの選手やコーチら11人が死亡したテロ事件から52年目にあたります。

 現場の近くにはイスラエル領事館の他にナチスドイツ時代の資料を展示する施設もあり、警察が1972年のテロ事件との関連などを調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。