中国の製造業の景気の良しあしを示す指数が、判断の節目となる「50」を4か月連続で下回りました。景気の減速傾向が鮮明になった形です。
中国国家統計局の発表によりますと、8月の製造業の景況感を示す指数である製造業PMIは49.1となりました。
7月から0.3ポイント低下し、景気の良し悪しを判断する節目の「50」を4か月連続で下回り、景気の減速傾向が鮮明になっています。
生産指数は49.8%で前の月から0.3ポイント下落し、製造企業の活動が鈍化していることがうかがえるほか、新規受注指数も48.9%と前の月から0.4ポイント下落するなど企業活動の停滞が顕著になっています。
中国経済は不動産不況の影響で国内需要の停滞が続いていますが今回の指数からも景気の減速傾向が止まらないことがうかがえます。
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