中国政府は去年3月に拘束されたアステラス製薬の日本人男性社員について、検察当局がスパイ罪で起訴したと明らかにしました。
中国外務省 毛寧報道官
「中国の検察は法に則って日本国民をスパイ罪で起訴した」
中国の検察当局からスパイ罪で起訴されたのは、アステラス製薬の50代の日本人男性社員で、男性は去年3月、北京からの帰国直前に国家安全当局に拘束されていました。
毛報道官は会見で「中国は法治国家で法に則って犯罪を取りしまる」との立場を改めて示した上で、「日本が自国民に対して、中国で違法な犯罪行為に従事しないように教育、指導することを希望する」と強調しました。
今後、公判手続きが行われるため、男性の拘束はさらに長期化する可能性があります。
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