アメリカ大統領選挙に向けた民主党大会は3日目。「元高校教師」で「フットボールのコーチ」という経歴を持つ副大統領候補ウォルズ氏が会場を沸かせました。

記者
「ウォルズ氏が姿を現しました。コーチコールが沸き上がっています」

副大統領候補のウォルズ氏は、小さな町の高校で社会科の教師やフットボールのコーチをおよそ20年務めた後、下院議員へと転身しました。

ミネソタ州 ウォルズ知事
「(下院議員に出馬した当時)私は40代の高校教師で、子どもは小さく、政治経験ゼロ。金もない私が、共和党が強い選挙区で立候補した。でもね、公立学校の教師を決してみくびっちゃいけないよ」

一方、共和党の大統領候補トランプ前大統領は、暗殺未遂事件以降初めて、屋外での集会を開催。防弾ガラスが設置されたステージで…

トランプ前大統領
「もしカマラ同志が11月に勝利すれば、第三次世界大戦の勃発はほぼ確実だ」

このところ、ライバルのハリス副大統領を「共産主義者だ」と批判しているトランプ氏は、繰り返し「カマラ同志」と呼んで批判を重ねました。

こうした中、民主党・共和党とは異なる無所属の候補として選挙戦を展開していたロバート・ケネディ・ジュニア氏が、23日にも選挙戦からの撤退を表明する見通しだと、複数のアメリカメディアが報じました。

トランプ氏への支持を表明する可能性も報じられていて、選挙戦にどのような影響を及ぼすか注目されます。

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