ロシア国防省は20日、19日夜から20日未明にかけてロシア西部の各地に飛来したウクライナの無人機計50機を迎撃したと発表した。ウクライナ情報筋によると、同国の情報機関と軍による共同作戦だった。情報筋は、ロシアの軍需産業を支えるインフラを標的にした攻撃で、成功したと主張した。
ロシア国防省によると、26機をベルゴロド州、10機をブリャンスク州、8機をクルスク州で迎撃した。スモレンスク州やモスクワ州にも飛来した。
ウクライナ国境のロシア西部ベルゴロド州のグラトコフ知事は20日、屋外にいた妊婦がウクライナ軍の攻撃で重傷を負い、搬送先で死亡したと通信アプリで明らかにした。胎児も助からなかった。ロシア紙イズベスチヤは19日、ロシアが占領しているウクライナ南部ザポロジエ州でロシア軍部隊を取材した記者が同日、ウクライナの無人機攻撃で死亡したと明らかにした。
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