12日、ロシア・モスクワ郊外で治安機関幹部らとの会合に出席するプーチン大統領(奥)(ロイター=共同)

 ロシアのウシャコフ大統領補佐官は19日、プーチン大統領が6月に示したウクライナ侵攻を巡る独自の「和平提案」は、ウクライナ軍の越境攻撃を受けた今でも有効とロシアメディアのインタビューで述べた。プーチン氏はロシアが一方的に併合したウクライナ東部・南部4州からのウクライナ軍撤退などを和平交渉開始の条件として挙げていた。

 一方でウシャコフ氏は、越境攻撃が続いている現段階で「話し合うつもりはない」とした。

 プーチン氏の提案を巡っては越境攻撃後の今月13日、ロシアのポリャンスキー国連次席大使が安全保障理事会の会合で「効力を失った」と発言した。(共同)

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