米上院は20日、令状がなくても外国人の電話やメールの情報を収集できる「外国情報監視法」の条項を2年間延長する法案を賛成多数で可決した。下院は既に通過しており、バイデン大統領の署名を経て成立する見通し。
採決結果は賛成60、反対34。政権はテロや犯罪対策のために必要との立場だが、捜査当局が不適切に利用した例が報じられるなどし、一部の議員から人権侵害を懸念する声が上がっていた。
国家安全保障局(NSA)は同法に基づき、テロ関与が疑われる外国人の電子メールや通話を傍受してきた。(共同)
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