アメリカのトランプ前大統領は、有罪評決を受けた不倫口止めをめぐる裁判の量刑の言い渡しの期日について、11月の大統領選挙の後に延期するよう裁判所に要請しました。

トランプ氏は2016年の大統領選挙の直前に、不倫の口止め料をめぐり、業務記録を改ざんしたとして起訴され、今年5月に34件すべてで「有罪」の評決が出されました。

量刑の言い渡しは来月18日に予定されていますが、トランプ氏の弁護団は、言い渡しの期日を11月5日の大統領選挙の後に延期するようニューヨーク州地裁に要請しました。

理由については、来月18日の時点で、すでに一部の地域で大統領選挙の期日前投票が始まり、選挙妨害になりうるためなどとしています。

トランプ氏側はこれまでに、有罪評決を覆そうと大統領の免責特権の適用を求めるなど、さまざまな申し立てを行っています。

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