連日、新作を発表していたイギリスの覆面アーティスト「バンクシー」が動物シリーズの最終作になるという絵を発表しました。

ロンドン動物園　ダン・シモンズさん
「バンクシーが彼の素晴らしいアート作品の一つにロンドン動物園を選んでくれてうれしいです。これは落書きではありません。通常の落書きのように洗い流すことはありません」

　バンクシーは13日、ゴリラが動物園のシャッターを開けて動物を逃がすような絵をSNSで発表しました。

　これでバンクシーは動物にまつわる新作を9日連続で発表しましたが、BBCによりますと、バンクシー側はロンドン動物園の作品が一連の動物シリーズの最終作になるとしています。

　一方、12日に発表されたサイの絵は発表から約7時間後に覆面をした男に落書きされました。

　その瞬間を撮影したバンクシーファンの女性は「残念で、悲しい気持ちになった」と話しています。

　ロンドン動物園はバンクシーのゴリラの作品を保存することを検討しているほか、イギリスメディアは魚が描かれたポリスボックスも移転したうえで、保存する可能性があると報じています。

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