ロシアへの越境攻撃を行っているウクライナ軍は、ロシア西部クルスク州の74の集落を制圧したと明らかにしました。

ウクライナ軍トップのシルスキー総司令官は13日、ロシアへの越境攻撃によって74の集落を制圧したと、ゼレンスキー大統領に報告しました。

こうした戦況を受け、ゼレンスキー大統領はビデオメッセージで、ウクライナがロシアのクルスク州への越境攻撃を進める中で、「主導権を握れると再び証明した」と強調しました。

また、外務省報道官は「ロシアと違って、ウクライナは他人の財産を必要としていない」としたうえで、「クルスク州の領土に関心はない」と述べました。そして、クルスク州にロシア軍を引き付けることで、「ロシアが追加の部隊を(ウクライナ東部の)ドネツク州に投入することを防いでいる」と主張しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。