イランがイスラエルへの報復攻撃を宣言し緊張が高まるなか、ガザ地区の停戦協議が失敗すれば、イランは直接攻撃に踏み切る意向だとロイター通信が報じました。

 イスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏がイランで暗殺されたことを受けて、ハマスの後ろ盾となってきたイランはイスラエルへの報復攻撃を宣言しています。

 ロイター通信によりますと、イランの高官は13日、「イスラエルへの報復攻撃を阻止できるものはガザ地区の停戦協議での合意だけだ」と述べました。

 停戦協議が失敗に終わったり、イスラエルが交渉を長引かせていると判断したりした場合、イランは、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラなどとともに、イスラエルへの直接攻撃に踏み切る意向だということです。

 停戦協議の再開は今週15日に呼び掛けられています。

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