ウクライナ中部のドニプロにロシア軍のミサイル攻撃があり、これまでに子ども2人を含む8人が死亡しました。

 州知事によりますと、ウクライナ中部のドニプロで19日、5階建ての集合住宅やインフラ施設などがミサイル攻撃を受け、子ども2人を含む8人が死亡し、少なくとも35人がけがをしました。

 ウクライナ空軍は、ロシア軍が発射した22発のミサイルのうち、15発を迎撃したとしていますが、迎撃できなかったミサイルが着弾したとみられています。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は「すべてのミサイルは迎撃されなければならない」として、西側諸国に対し、防空システムへの支援を改めて求めました。

 一方、NATO=北大西洋条約機構は19日に開かれた会議で、ウクライナに対し、追加の防空システムを供与することに合意したとAP通信が伝えています。

 NATOのストルテンベルグ事務総長は防空システムの数について明らかにしていませんが、「数日中に新たな発表があるだろう」と述べました。

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