イランによるイスラエルへの報復攻撃の懸念が高まるなか、OIC=イスラム協力機構の緊急外相会合が開かれました。
OICの緊急外相会合はイランなどの要請で7日に開かれ、イランにとってはイスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が殺害されたことに対するイスラエルへの報復攻撃の理解を得る狙いがあったとみられます。
会合では、議長国ガンビアの外相がハニヤ氏の殺害は「現在進行形の争いをさらに激化させた」と非難したうえで、「世界は深刻な争いに陥る危機に直面している」と述べました。
また、イランの外相代行は声明を出し、報復は「適切なタイミングと方法で行われる」と改めて強調しました。一方、イスラエル軍は反撃する意向を示唆するなど緊張が高まっています。
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