アメリカ民主党の大統領候補に正式指名されたハリス氏が、副大統領候補として起用したミネソタ州のワルツ知事とそろって支持者集会に登場しました。

 (小松靖記者報告)
 パートナーお披露目の場に選んだのは、勝敗のカギを握る激戦州の1つ、ペンシルベニア州フィラデルフィアです。会場周辺は開始3時間以上前から長い列ができ、支持者はさながらロックコンサートを思わせる興奮と熱気に包まれていました。

ハリス副大統領
「ワルツ氏は人々に自分の居場所があると感じさせ、大きな夢を抱かせるような人です。彼はそういう副大統領になるでしょう」

副大統領候補 ミネソタ州 ワルツ知事
「(選挙まで)91日間もあります。簡単です。死んでから休めばいい。戦うんだ。もうすぐ大統領になるハリス氏はこう言っている。『戦えば勝てる!』」

 ハリス氏が国の未来について語った一方で、ワルツ氏はユーモアを交えてトランプ陣営をこき下ろす場面も多く、役割を分けることで支持拡大を狙っています。

 会場の支持者を見ても、多様な層に支持を広げている印象です。息を吹き返したかのようなこの勢い、どこまで維持できるかが今後の鍵と言えそうです。

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