イスラム組織「ハマス」の最高指導者・ハニヤ氏がイランで殺害されたことを受けてハマスの指導者がANNの取材に応じ、イスラエルとイランが「戦争状態に入った」と述べました。
イランにおける「ハマス」指導者 カレード・カッドミ氏
「私は(ハニヤ氏が殺害された)部屋を見た。壁2枚と天井が破壊された。つまり何かが建物の外から飛んできて建物を破壊したということだ」
ハニヤ氏が殺害された当時、同じ建物にいたと話すカレード・カッドミ氏は、ハマスの後ろ盾となっているイランにおけるハマスの指導者のトップです。
今回、初めて日本のメディアの取材に応じました。
カッドミ氏は、ハニヤ氏の部屋に爆弾が設置されていたとの報道については「イスラエルとアメリカが責任逃れをしたいだけのシナリオだ」と否定しました。
ハニヤ氏の死はハマスの活動を団結させ、より力強くするとしています。
イランにおける「ハマス」指導者 カレード・カッドミ氏
「戦争がレバノンで、シリアで、イラクで、イエメンで起きている。イスラエルにより、すべての虐げられた人々に引き起こされた。イランも戦争状態に入った」
中東全体の緊張が高まるなか、カッドミ氏は「私たちは戦争をしたくないが、自衛できるし、勝つつもりだ」と強調しました。
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