ロシアと米国などによる1日の大規模な身柄交換でロシアの刑務所から釈放されたロシアの反政権活動家のウラジーミル・カラムルザ氏ら3人が2日、ドイツ・ボンで記者会見した。英国籍も持つカラムルザ氏はロシアから16人の政治犯が釈放されたが「大海の一滴」だと指摘。無実の多数の人々が刑務所に残されていると訴え、全てはプーチン政権の責任だと非難した。

 記者会見には、ロシアの野党指導者イリヤ・ヤシン氏も参加した。

 ロシアでプーチン政権の圧政と闘うと主張し続けてきたヤシン氏は、身柄交換でロシアを出国したことは「自らの意思に反した違法な国外追放だ」と指摘した。(共同)

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