イランがイスラエルの最大都市・テルアビブなどへの報復攻撃を検討していると報じられました。

ニューヨーク・タイムズがイラン当局者の話として伝えたもので、イスラム組織「ハマス」の最高指導者・ハニヤ氏が殺害されたとの発表直後、イランの最高指導者・ハメネイ師がイスラエルへの直接攻撃を命じたとしています。

イスラエルの最大都市・テルアビブや北部・ハイファ周辺などにある軍事施設へのドローンやミサイルによる攻撃が検討されているということです。

また、イランが支援するイエメンやシリアなどの武装組織と連携する可能性があるとしています。

これまでのところ、イスラエル側はハニヤ氏の殺害について言及していませんが、イランは支援するハマスの指導者が自国で殺害されたことから報復を宣言しています。

緊迫化する中東情勢を受け、ドイツの航空大手「ルフトハンザ」は、イスラエルのテルアビブ発着便の運航を8日まで中止し、レバノンの首都・ベイルート発着の便についても運航停止の期間を延長しました。

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