イスラエル軍による攻撃で司令官が殺害されたイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の指導者は、中東地域での戦闘について「これまでとは異なる新たな段階に入った」などと述べ、報復を明言しました。

レバノンの首都・ベイルートでは1日、先月、イスラエル軍の攻撃によって殺害されたヒズボラの司令官の葬儀が営まれました。

指導者のナスララ師はビデオ形式で演説し、イスラエルの攻撃について「レッドラインを超えた」などと述べ、強く非難しました。

そのうえで、イスラエルによる中東各地での攻撃により、「戦闘はこれまでとは異なる新たな段階に入った」とし、「敵と敵の背後にいる者たちは、我々の対応を待つべきだ」と述べて、報復攻撃を明言しました。

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