ベネズエラの大統領選挙は現職で3選を目指すマドゥロ大統領が勝利したと選挙管理当局が発表しました。事前の世論調査ではマドゥロ大統領の劣勢が伝えられていました。

ロイター通信などによりますと、ベネズエラの選挙管理当局は29日、28日に行われた大統領選挙で現職で3選を目指すマドゥロ大統領が勝利したと明らかにしました。

今回の大統領選挙はマドゥロ大統領と野党候補で元外交官のゴンザレス氏の事実上の一騎打ちとなり、マドゥロ氏が51%の票を獲得したのに対し、ゴンザレス氏は44%に留まったということです。

事前の世論調査ではマドゥロ氏の劣勢が伝えられ、ゴンザレス氏が勝利すれば故・チャベス前大統領から25年にわたり続く反米左派政権が終焉し、対米関係が大きく転換すると見られていました。

AP通信によるとゴンザレス氏側は選挙結果に対し争う姿勢を見せているということで結果をめぐり混乱も予想されます。

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