フランスの高速鉄道TGVの3路線で線路脇の設備が放火された事件で、フランス国鉄は修復作業が完了し、29日から通常運行に戻ると発表しました。

　オリンピックの開会式当日の26日、フランスの高速鉄道TGVの3路線で、線路脇のケーブルの束などが切断されたうえ放火される事件がありました。

　死傷者はいませんが列車の運行停止や遅延が相次ぎ、オリンピックの選手らを含む乗客約80万人に影響が出ました。

　復旧作業を続けてきたフランス国鉄は28日、3路線とも修復作業が完了したと発表しました。

　29日から通常運行に戻る見込みです。

　パリの検察当局は、組織的な犯罪グループによる計画的な犯行とみて捜査しています。

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