林芳正官房長官は26日の記者会見で、ブラジル政府が第二次大戦中に日本人移民を強制退去させた事件などを巡り公式に謝罪したことを受けて、「日系団体などの申立人側にとって満足のいく結果だったと理解している」と述べた。
林氏は、ブラジル日系人について「その勤勉さをもってブラジルの発展に大きく貢献された結果として、ブラジルでも名誉ある地位を占めるに至った。誇りに思う」とたたえたうえで、「良好な2国間関係の基礎には日系社会の存在があり、これまでも両国の懸け橋としてご活躍をいただいた。引き続き、日系社会との連携を強化したい」と強調した。【鈴木悟】
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